内藤 タイトル防衛!
チャンプは強い!
最年長チャンプ内藤は34歳3カ月での世界王座防衛としては、自身の持つ国内最年長防衛記録(33歳11カ月)を更新。
WBC(世界ボクシング評議会)フライ級タイトルマッチ12回戦が行われ34歳のチャンピオンの内藤大輔が強烈なフックで挑戦者であるWBCフライ級13位の山口伸吾29歳を11ラウンド、1分11秒にテクニカルノックアウトで降し、4度目の防衛に成功した。
ボクシングの世界タイトル戦が大相撲の聖域である「国技館」で開催され、いつもと違う国技館の雰囲気が別の意味で格闘技ファンは愉しめたのではないだろうか。そのひとつとして観客席がある。いつもなら大相撲の枡席になっていて体育館や多目的ホールのパイプ倚子とは違って座敷感覚のくつろいだ雰囲気になっていた。
そして選手控え室も大相撲の〝支度部屋〟であり本場所開催中なら神聖な場所として土足では上がれない厳格さが漂うのだがこの日ばかりはちょっと様子が違ったようにテレビモニターには映っていたように思う。
しかし、タイトルマッチとは別の楽しみ方を吹き飛ばすほどの好ファイトが演じられ格闘技であるボクシングの真髄を堪能することができ「ボクシングは面白い」ということを再確認できたといえる。
今回はボクシングの魅力である〝殴り合いの美学〟を追究したタイトル戦であり、チャンピオンの内藤選手が判定で挑戦者を圧倒しながらも10ラウンド以降も〝逃げのアウトボクシング〟に徹することなく10R以降になっても捨て身の挑戦者の殴り合いに応じたことがその要因として挙げられる。
やはりボクシングは拳と拳の殴り合いだ!
そのギリギリの戦いにボクシングファンは熱狂し興奮するのである。


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